ストキャスティクス(Stochastic oscillator)とは、米国のチャート分析家ジョージ・レーン(George Lane)によって1950年代に考案されたオシレーター系のテクニカル指標です。

トレンドがない横ばいの相場で、売り買いを判断する逆張りの取引手法に用いられます。逆にトレンド発生時の相場では、ストキャスティクスは不向きです。

ちなみに、ストキャスティクスの%K – 100を改良したのが、ウイリアムズ%Rのインジケーターです。

1966年にラリー・ウィリアムズが、ストキャスティクスの%Rを改良してウィリアムズ%Rが考案されました。

ストキャスティクスをチャートに表示する方法

iFOREXアプリへログイン後、ご希望の銘柄をタッチ → 「インジケーターアイコン」をタッチ → 「Stochastic Oscillator」を選択することで表示できます。

パソコンのウェブブラウザ版でも同じような操作でStochastic Oscillatorを表示できます。

ストキャスティクス表示方法

%Kと%Dの数値は、変更せずにそのまま利用するのが一般的です。

設定期間の%Dの平均である「%SD」は、iFOREXの取引ツールでは表示していません。

ストキャスティクスを利用した取引方法

ストキャスティクスは、%K、%Dという2つのグラフが表示されます。iFOREXの取引ツールでは、棒グラフが%Kで、線グラフが%Dです。

この%K、%Dの2つのグラフの動きで売買の判断をします。

%Kの位置で売買の判断をする方法

  • %Kが80%以上で買われすぎ

  • %Kが20%以下で売られすぎ

ストキャスティクス取引例

上記取引例は、%Kが20%で買い、%Kが80%で売り注文をし、中央の50%で利確をしています。

途中、上昇トレンドが発生したため、再度%Kが80%になった時点で損切りをしています。

%Kと%Dの交差のタイミングで売買を判断する方法

  • %Kが%Dを上抜いた地点(ゴールデンクロス) = 買いシグナル

  • %Kが%Dを下抜いた地点(デッドクロス) = 売りシグナル

20%以下でゴールデンクロス、80%以上でデッドクロスになった場合は、より信頼度が高い

ストキャスティクス取引例

上記取引例は、ストキャスティクスのゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り注文をしています。

買いから入った場合は、売りの地点で利確。売りから入った場合は、買いの地点で利確という取引例ができます。

ストキャスティクスは、トレントがない横ばいの相場で有効的に利用できます。

トレンドが発生したときは、早めの損切りをしないとストキャスティクスのグラフが張り付いたままになってしまい、損失が広がってしまうことは注意が必要です。

ストキャスティクスだけではなく、移動平均線やエンベロープなどのインジケーターと組み合わせることで総合的な売買の判断をした方が良いでしょう。